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2009.03.03 Tueドアラのひみつ [book]

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かくさしゃかいにまけないよ。

名古屋の人気者が、全国のアイドルに!動画投稿サイトなどで 謎の大ブレイク中。人気暴走中の中日ドラゴンズのマスコットキャラクター、ドアラ。キモかわいいからクセになっちゃった人、野球はあまり知らないのに、ハマってしまった人が増殖中。そんなドアラが、本を書きました!

本書では、ドアラがじぶんの思いをすなおにペンにぶつけています。恋、悩み、体型、まゆ毛、食事、冬の生活、この国の行く末、海の向こうへの思い。そして、ドアラが大人の人生相談を受けたり、絵を描いたり、電車に乗ったり、特訓したりと大活躍。ドアラの知られざる「ひみつ」が次々と明らかになります。

また、ドアラのなかよし、森野将彦選手も「ドアラに言っておきたいことがある」と登場!自称日本一のドアラマニアの石黒哲男・中日球団広報による心温まるメッセージ、チアドラゴンズによるドアラの「欠席裁判」も掲載。全国ドアラ党ならびにドアラチーム、待望の一冊。

いや私は名古屋人です。笑。文句なしに可愛い存在ですので。笑。
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2008.03.11 Tue東京DOLL 石田衣良 [book]

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私は恋する人形。

マスター・オブ・ザ・ゲーム=MGと呼ばれる天才ゲームクリエイター。背中に濃紺の翼をもつ少女ヨリが彼の孤独を変えてゆく―。青く透明なビルと虚ろさが混在する東京湾岸―石田衣良がハードにシャープに描くパーフェクトな人形に恋をした男の物語。

欲張りな作品。社会的なのか、恋愛的なのか、それらを混合して考えさせるのには、少し不十分だったような気がする。全ての内容が半端であり、安いドラマを見た感覚。登場人物が既に出来すぎで淡白。
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2007.12.11 Tue反自殺クラブ 石田衣良 [book]

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池袋IWGP。

続発する集団自殺を呼びかけるネットのクモ男、風俗スカウト事務所の集団レイプ事件、中国の死の工場を訴えるキャッチガール…。ストリートの今を鮮やかに切り取る新世代青春ミステリー。

短編小説です。久しぶりにこの方の作品を読みました。思うに石田衣良さんは、物により描写が乏しいイメージがあります。特にこのIWGPシリーズは、意図的にか、そのように思うところが、多々あります。ファンには溜まらないのかもしれません。「反自殺クラブ」はスレスレ。
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2007.11.26 Mon手紙 東野圭吾 [book]

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前略 元気ですか。

強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。

軽めの社会派小説という印象。濃淡な作品。「真綿で首を絞める」東野圭吾作品というのは、まさにその感覚。

主人公直貴は多才だ。その設定は物語的非現実的な淡い部分でもある。またそこには作者の言わんとする重要な部分が隠されているようにも思う。もし仮に、兄剛志が殺人犯でなかったとしたら、どのような場においても、直貴は才能を遺憾無く発揮し、成功していたのかもしれない。またそこまではいかずとも、少なくとも、今よりは、明らかに、良い人生を歩いてこれたのは明確であるし、それは直貴自身も承知していた。そこなのだと思う。

直貴は加害者の身内という立場を離れ、被害者意識であった。

それは勿論そうなのかもしれない。誰だってそうなのかもしれない。そうなるのかもしれない。ただ自分だけで済むのなら誰だって人が人を悪戯に殺す。直貴は自らの娘も加害者差別の偏見にあったのだと訴えるが、それは周りの人間からするとごく当たり前の差別行為であるのが事実だと認識し、またそれも加害者家族の罪であるのを認めるまでに少し時間が掛かってしまった。兄もまた同じである。それがこの本だと私は思う。

この物語で面白いのは、直貴が加害者の身内から、被害者の身内に変わるところだ。そこで直貴は学ぶ。どうしたって許されないという、心の意地と深い悲しみを学ぶと共に、そこで兄の、本当の、罪の重さを知る。そして物語の終止符が打たれる。

最初に軽めの社会派小説と書きましたが、テーマは非常に重い。東野圭吾独特の秘密はまだ続きそうです。やるせなく面白いが軽い。
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2007.02.05 Mon暗いところで待ち合わせ 乙一 [book]

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一人で生きていけるというのは、嘘だった。

目の見えないミチルの家に、殺人容疑で警察に追われたアキヒロという男が逃げ込み、気付かれないように潜むようになる。数日後、ミチルは誰かがいることを確信するが、「もし悪い人で、襲われるようなことがあったら、舌を噛み切って死ねばいい」と思い、気付かないふりを続ける。しかし、アキヒロは危害を加えるどころか、物音を立てないように潜んでいるだけで、むしろミチルが大怪我をしそうになるところを助けてくれたりする。そんな二人の奇妙な共同生活。

中盤までは作者のセンスに引き込まれた。しかしそれ以降、大体の落ちが予想でき、文体も最初のような簡潔さが薄れ、拘りすぎた回りくどさで疲れを残す。そこまでドラマ的にしなくとも、十分最後まで引っ張れる、力ある作品ではなかったか。淡々と深い。そんな魅力で始まる作品であるだけに、とても残念な気持ちになる。
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2006.12.25 Mon陰日向に咲く 劇団ひとり [book]

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アメリカ兵をぶん殴った話。

ホームレスにあこがれて本当のホームレスになってしまうサラリーマン、いわゆる秋葉系のアイドルおたく、男に遊ばれる自称カメラマンの卵の20歳の女の子、ギャンブルで借金まみれの中年男、浅草のストリップ劇場の売れない芸人。タイトル通り、“陰日向に咲く人々”を描いた素敵(すてき)にいじらしい5編からなる連作短編集。

彼の芸風そのままが小説になったような作品。短編の中でさらに章分けされている細かさにもかかわらず、全ての物語が少しづつ繋がっていき、一つの大きな物語となる。彼の神経の細やかさが伝わる。とても処女作とは思えない。慣れた仕事のように思う。しかし全編全章において少々解かりづらいところもある。次の作品では的確に的を示してほしい。それまでは迷路でもかまわない。単純なほど難解なのだ。私のような馬鹿には。
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2006.12.23 Sat黒革の手帖 松本清張 [book]

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きみは、馴れてないね。

元銀行員のOLだった原口元子が、一冊の「黒革の手帖」を手に入れ、その中に隠された秘密を元に銀座でクラブを開く。艶やかな元子の美貌に群がる男たち。その中で尚も、のし上がろうとする元子を待っていたものは。

最後のどんでん返しに度肝を抜かれる。女達の欲があまりに深すぎて恐ろしくなる。清張は偉大だ。しかしなにか痛い目を見たのだろうか。それほどに女を苛めている。主人公の元子に同情すべき点も多い。
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2006.12.19 Tue町長選挙 奥田秀朗 [book]

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物事、死人が出なきゃ成功なのだ。

伊良部、離島に赴任する。そこは町長選挙の真っ最中。「物事、死人が出なきゃ成功なのだ」直木賞受賞作『空中ブランコ』から2年。トンデモ精神科医の暴走ぶり健在。

この3作目は登場人物全てにモデルが存在する。多少の変更程度で書かれているので、それが誰だかすぐに分かる。誰もが知るあの有名人達なのだ。アンポンマンを読んだとき、本物の彼に同情してしまった。カリスマ稼業を読んだとき、タイミングよく彼女のCMが流れ、ああ無理しているんだ、なんて自然体なんだろう、なんて思ってしまった。大きな何かを手に入れたら、大きな代償を覚悟しなければならない。何もかもを手に入れようと欲深くなったとき、キャパオーバー、手が震えだす。それが伊良部神経科を受診するときなのだろう。
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2006.12.19 Tue空中ブランコ 奥田秀朗 [book]

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人間の宝物は言葉だ。

人間不信のサーカス団員、尖端恐怖症のやくざ、ノーコン病のプロ野球選手。困り果てた末に病院を訪ねてみれば、、、。ここはどこ?なんでこうなるの?怪作『イン・ザ・プール』から二年。トンデモ精神科医・伊良部が再び暴れ出す。

直木賞受賞作です。前作の「イン・ザ・プール」から続けて読みましたが、やはり段々とインパクトは薄れていくようです。しかしながら私自身が先端恐怖症であり、登場人物であるやくざの猪野誠司の気持ちが痛いほどよく分かり、まるで自分が受診している患者のように読み進めてしまいました。まゆみちゃんの太い注射は絶対に嫌ですけど。笑。
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2006.12.19 Tueイン・ザ・プール 奥田秀朗 [book]

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いらっしゃーい。

伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎強直症、妄想癖、、、訪れる人々も変だが、治療する医者のほうがもっと変。こいつは利口か、馬鹿か?名医か、ヤブ医者か。

伊良部医師の元に訪れる患者達。プール依存症、陰茎強直症、ストーカー被害妄想、ケータイ依存症、強迫神経症、、、最初は皆伊良部医師を全否定するところから始まる。しかしどうしてか彼のなすがままになり、そしていつのまにやら神経病から回復している。伊良部医師の十分に病的と取れるその破滅的行動を目の当たりにし、本物の神経病患者が驚いてしまうのか、呆れてしまうのか、こうはなりたくないと思ってしまうのか、いつも上手い具合に患者が立ち直る。それが面白い。ふと手にとって見た一冊が面白いととても幸せだ。何も考えず、軽めの一冊。
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