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2005.11.15 Tueダンス・ダンス・ダンス  [村上 春樹]


踊るんだよ。音楽の続く限り。

そんなに簡単に人は消えないのよ。とユミヨシさんは含めるように言った。「君は知らないんだ」と僕は言った。「この世界ではなんでも起こりうるんだよ。なんでも」失われた心の震えを回復するために、「僕」は様々な喪失と絶望の世界を通り抜けていく。渋谷の雑踏から、ホノルルのダウンタウンまで。そこではあらゆることが起こりうるのだ。

私は「風の歌を聴け」から一気にこの本にとんでしまった。正しくない、と思った。順番からいってもちろん次の作品は「1973年のピンボール」続いて「羊をめぐる冒険」その後「ダンス・ダンス・ダンス」を読まなくてはいけなかったのに、いきなりこの本を読んでしまって、正直、少し後悔している。感想は、2冊とばしで読んでも、もちろん面白かった。「風の歌を聴け」とはまた全然違った種類の雰囲気を感じたし、「僕」自身の変化もあった(あ、とばして読んだからか)でも私はキキや鼠の死やいるかホテルの事をなにも知らなさすぎた。途中当然のごとく「ん?」と思う箇所がいくつもあったが、読み始めていたので止められず最後まで読んだ、そして後悔してしまった。

ディック・ノースの死によってユキは僕に「酷い事をしてしまった」と言った。それをしかる僕の言葉が私の中で印象に残っている。「後悔するぐらいなら君ははじめからきちんと公平に彼に接しておくべきだったんっだ。少なくとも公平になろうという努力くらいはするべきだったんだ。でも君はそうしなかった。だから君には後悔する資格なんてない。全然ない」。この言葉はきついようだが私には優しさを感じた。私がユキでも泣くだろう、少なくとも言われた直後は僕を憎むかもしれない。しかしこれは優しさなのだ。5分後に感じる優しさ、僕の言葉には力がある。魅力的だ。大きく、暖かい。そんな言葉が本の中にはいくつもあった。でも僕がたまに言う冗談は、私も言われたら「なに?それ馬鹿みたい」と言ってしまうかもしれない。笑。僕は清潔で料理が上手で会話も素敵です。愛車のスバルに乗っている僕。いつも灰皿を見つめている僕。私の中での僕の顔。想像は、いつもなんとなく霞んでいるんです。皆さんの僕はどんな顔をしていますか。
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posted by:13:16 trackback:0 comment:0 

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