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2005.12.12 Mon草木塔 種田山頭火 [book]

book17.jpg
若うして死をいそぎたまへる母上の霊前に本書を供へまつる。

疲れました。でも書きながら再度読むことができて、読むと、書くと、また違った受け取り方ができたような気がします。「鉢の子」とは托鉢の僧侶がその中にお米やお金を喜捨してもらう器で、ふつう「鉢」というらしいのですが「子」を付けて呼ぶのは親しみをこめているらしいです。私なりに山頭火という人物を考えてみました。相当な酒好きと見た。山頭火は24歳に自ら酒蔵を買収し酒造業を始めているし、それよりなによりも、泥酔して進行中の電車を止めてしまったらしい。しかもこれは旅に出る2年前の出来事。もしここでまかり間違って亡くなっていたとしたら、山頭火の草木塔はなかった。そう思うと少しはらはらさせられる。この草木塔に書かれている数々の言葉は言うまでもなく美しい。「分け入つても分け入つても青い山」ここまでの行もあるが、ここでの美しさは誰もが感じると思う。そこには青く美しい山々。素晴らしい。そしてその後、寂しさつのる。

「鴉啼いてわたしも一人」
「まっすぐな道でさみしい」
「どうしようもないわたしが歩いてゐる」

切ないが、私は羨ましい。山頭火は泣いたのだろうか。旅の途中、何度泣いたのだろうか。旅をしながら当然のごとく歳もとる。そこにもまた切なさを感じた。が、私は何故だか羨ましい。寂しさもあるだろうが、自分と向き合える。自分と会話が出来る。その永遠の時間がある。

鉢の子→......more
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