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2006.12.19 Tue町長選挙 奥田秀朗 [book]

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物事、死人が出なきゃ成功なのだ。

伊良部、離島に赴任する。そこは町長選挙の真っ最中。「物事、死人が出なきゃ成功なのだ」直木賞受賞作『空中ブランコ』から2年。トンデモ精神科医の暴走ぶり健在。

この3作目は登場人物全てにモデルが存在する。多少の変更程度で書かれているので、それが誰だかすぐに分かる。誰もが知るあの有名人達なのだ。アンポンマンを読んだとき、本物の彼に同情してしまった。カリスマ稼業を読んだとき、タイミングよく彼女のCMが流れ、ああ無理しているんだ、なんて自然体なんだろう、なんて思ってしまった。大きな何かを手に入れたら、大きな代償を覚悟しなければならない。何もかもを手に入れようと欲深くなったとき、キャパオーバー、手が震えだす。それが伊良部神経科を受診するときなのだろう。
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posted by:19:20 trackback:0 comment:0 

2006.12.19 Tue空中ブランコ 奥田秀朗 [book]

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人間の宝物は言葉だ。

人間不信のサーカス団員、尖端恐怖症のやくざ、ノーコン病のプロ野球選手。困り果てた末に病院を訪ねてみれば、、、。ここはどこ?なんでこうなるの?怪作『イン・ザ・プール』から二年。トンデモ精神科医・伊良部が再び暴れ出す。

直木賞受賞作です。前作の「イン・ザ・プール」から続けて読みましたが、やはり段々とインパクトは薄れていくようです。しかしながら私自身が先端恐怖症であり、登場人物であるやくざの猪野誠司の気持ちが痛いほどよく分かり、まるで自分が受診している患者のように読み進めてしまいました。まゆみちゃんの太い注射は絶対に嫌ですけど。笑。
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2006.12.19 Tueイン・ザ・プール 奥田秀朗 [book]

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いらっしゃーい。

伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎強直症、妄想癖、、、訪れる人々も変だが、治療する医者のほうがもっと変。こいつは利口か、馬鹿か?名医か、ヤブ医者か。

伊良部医師の元に訪れる患者達。プール依存症、陰茎強直症、ストーカー被害妄想、ケータイ依存症、強迫神経症、、、最初は皆伊良部医師を全否定するところから始まる。しかしどうしてか彼のなすがままになり、そしていつのまにやら神経病から回復している。伊良部医師の十分に病的と取れるその破滅的行動を目の当たりにし、本物の神経病患者が驚いてしまうのか、呆れてしまうのか、こうはなりたくないと思ってしまうのか、いつも上手い具合に患者が立ち直る。それが面白い。ふと手にとって見た一冊が面白いととても幸せだ。何も考えず、軽めの一冊。
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