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2007.02.05 Mon暗いところで待ち合わせ 乙一 [book]

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一人で生きていけるというのは、嘘だった。

目の見えないミチルの家に、殺人容疑で警察に追われたアキヒロという男が逃げ込み、気付かれないように潜むようになる。数日後、ミチルは誰かがいることを確信するが、「もし悪い人で、襲われるようなことがあったら、舌を噛み切って死ねばいい」と思い、気付かないふりを続ける。しかし、アキヒロは危害を加えるどころか、物音を立てないように潜んでいるだけで、むしろミチルが大怪我をしそうになるところを助けてくれたりする。そんな二人の奇妙な共同生活。

中盤までは作者のセンスに引き込まれた。しかしそれ以降、大体の落ちが予想でき、文体も最初のような簡潔さが薄れ、拘りすぎた回りくどさで疲れを残す。そこまでドラマ的にしなくとも、十分最後まで引っ張れる、力ある作品ではなかったか。淡々と深い。そんな魅力で始まる作品であるだけに、とても残念な気持ちになる。
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posted by:22:28 trackback:0 comment:3 

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