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2005.12.03 Sat太陽と毒ぐも 角田光代 [book]

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風呂に入らないで平気な女がいるなんて考えたこともなかった。

働かない男と同棲する女、万引き癖のある女と同棲するヒモ同然の男、風呂に入らない女と付き合う会社員男性、うそつきな男と付き合う女、酒豪・酒乱の女。性癖、習慣によって引き起こされる亀裂と、それでも愛するべきか悩む主人公たちの短編集。

読んでいると、人事ではないと思ってしまうような、気づかされたような、何とも後味がよろしくない。実にリアルだと思う。その時の感情はまさに私ではないかと思ってしまうほどだった。この作品の後書きに「だれかを好きになって、相手もこちらを好いてくれて、とりあえず関係性としてはハッピーエンド。そのだらだら続くしあわせな恋人たちの日常を書いた」と角田光代氏は語っていますが、正直驚きました。ハッピーエンドで終わっていたのだろうか。どの作品も、未来がある終わり方をしているとは思えなかった。確かにその場の感情を上手く抑えられた形で終わってはいる。しかし相手の我慢があってこその形だったとも思う。それとも実は、今まで嫌だ嫌だと思っていた相手の性癖までも、いずれ愛すようになるという事を伝えたかったのだろうか。謎だ。
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