カ ミ ノ コ ド モ タ チ ハ ミ ナ オ ド ル 

home admin rss 

--.--.-- --スポンサーサイト [スポンサー広告]

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
posted by:--:-- 

2005.12.11 Sunes [movie]

es_thumb.jpg
被験者求む。模範刑務所で2週間の心理実験。報酬は4000マルク。

30年ほど前、スタンフォード大学心理学部でひとつの実験が行われた。それは公募で集まった人間を看守役と囚人役に振り分け、模擬刑務所内においてそれぞれ与えられた役割に従って行動させ、肩書きや役割が人間の行動に与える影響を調べるというもの。しかし、看守役の被験者は次第に支配的、攻撃的に、囚人役の被験者たちは受動的、服従的になっていき、ついには囚人役の何人かが重度の情緒不安定に陥り、当初2週間の予定だったこの実験は6日で中止となってしまった。以後、こうした実験は倫理的に問題が大きいために全面的に禁止されている。本作はこの有名な心理実験を基に描いた問題作。スタンフォード大学心理学部ではある実験をするため、被験者となってくれる男性を公募した。集まった20名ほどの被験者は無作為に「看守役」と「囚人役」に分けられ、学内に設けられた模擬刑務所に収容された。初めはそれぞれの役を演じるだけの簡単なアルバイトと誰もが考えていた。しかし、実験が進むうち、「看守役」の攻撃的な振る舞いはどんどんエスカレートしていく。それに対して、「囚人役」は卑屈に服従するのみで、まったく抗議できなくなっていく。いつしか、模擬刑務所内は単なる実験の枠組みを越えて、もはや誰にも制御不能の状態に陥っていく。→es

人間は弱い。外界からの遮断環境と少しの地位。この映画のようにそれを与えられたとしたら、誰もが豹変してしまうものなのか。私も同じ状況に身を置いたとしたら、あのように自分をコントロールできなくなってしまうのか。多くを考えさせられた。30年前に行なわれた実際の実験では、幸いな事にシュッテような死者は出ていない。しかし重度の情緒不安定に陥るほど精神的に追い込まれてしまうこの恐ろしい実験は、今後行なわれる事は無いだろう。それがいい。
posted by:21:29 trackback:0 comment:0 
 

trackback urlhttp://room1.blog36.fc2.com/tb.php/50-82b20ce0


Skin:Babyish
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。